ユナイテッドアローズ 18年3月期/EC売上は16.4%増/EC化率は18.3%に拡大

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 ユナイテッドアローズの18年3月期におけるEC売上高は、前期比16.4%増の235億2500万円だった。EC化率は前期比1.6ポイント増の18.3%にまで拡大した。
 自社ECサイト「ユナイテッドアローズ オンラインストア」の売上高は、同35%増となった。EC売上高に占める自社ECサイトの比率は、同3.1ポイント増の23.2%となっている。
 ECモールの店舗では、「ゾゾタウン」の売上高が同12%増となった。EC売上高に占める「ゾゾタウン」の比率は同2.4ポイント減の57.0%となった。楽天ブランドアベニューの売上高は同64%増、アマゾンの売上高は同28%増となっている。
 19年3月期のEC売上高は、同9.2%増の237億7900万円を計画している。フルフィルメントを強化し、EC事業を拡大する。
 「グリーンレーベル リラクシング」は撮影スタジオを社内に設け、ささげ(撮影・採寸・原稿執筆)業務の迅速化、画像の品質向上などの効果が出ている。今後は社内スタジオを拡充し、他事業にも広げていく。
 さらに実店舗とネット通販の連携を深め、EC商品の店舗受け取りサービスを強化する。すでに店頭受け取りを利用する顧客が増加しており、ネットで商品を探した後に実店舗でサイズを確認して購入したいというニーズに対応する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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