ダスキン/高齢者サポートを開始/「ダスキンライフケア」始動

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新ブランド「ダスキン ライフケア」のロゴ

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 ダスキンは4月1日、高齢者が自立した暮らしを続けるための活動サポートや、身の回りの世話(介護・家事)、認知症の高齢者のサポートなど、公的介護保険適用外のサービスを提供する新ブランド「ダスキン ライフケア」を始めた。
 新ブランドでは、趣味の相手や話し相手、見守りなどをはじめ、介護・介助、車いすや歩行・食事・トイレの介助、外出・通院の付き添い、慣れ親しんだ生活に即した料理、掃除、買い物、洗濯など多岐に渡る。
 そのほか、認知症ケアとしてデイサービスへの送り出し、夜間見守り、郵便物の整理、手紙の代筆、介護される人の家事代行も行う。基本料金は1日2時間で7560円〜など。
 ダスキンでは、ライフケアと親和性の高い福祉用具レンタル・販売や、家事代行サービスと相互連携。必要なサービスを提案するほか、趣味の相手や出かける際の同行、付き添いに特化したサービスプランの開発・改善につなげる。
 看取りやグリーフケア(死別による喪失から悲嘆に暮れる人に対して立ち直れるように支援すること)などのサービスプランの開発・改善や、脳トレなどに関する新サービスの開発も視野に入れる。
 ダスキンでは、同サービスを通じて、介護関連用品の販売や介護に関するセミナーの企画・運営・開催など、事業領域を拡大する。さらに、特定のサービスに特化したスタッフの採用や、ITを活用した研修カリキュラムなど、スタッフの働きやすい環境への取り組みや、元気な高齢者の活動の場の創出など各種取り組みを計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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