ダイアナ/M&A仲介事業の子会社設立/今後は幅広く事業展開

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高畑公志社長

高畑公志社長

 ダイアナ(本社東京都、徳田充孝社長)は2月、M&A仲介を行う完全子会社をこのほど設立したと発表した。当初は、ダイアナの高齢フランチャイジーの事業譲渡を仲介する目的で立ち上げたが、一般企業からも問い合わせが多数寄せられており、今後は幅広くM&A仲介事業を展開していく考えだ。
 設立したのは「株式会社Dサクセッションパートナーズ(以下D社)」(本社東京都)。代表取締役社長には、ダイアナの社長室でアシスタントマネージャーを務める高畑公志氏が就任。ダイアナの徳田社長は、新会社の代表取締役会長に就任した。
 展開する事業としては(1)事業承継支援(2)M&A仲介・アドバイザリー業務(3)ビジネスマッチング(4)起業支援(5)フランチャイズ事業開発(6)セミナーの企画・運営─などを挙げている。
 新会社立ち上げの当初の目的は、高齢化する、ダイアナのフランチャイジーの事業承継支援やM&Aサポートにあったという。
 「ダイアナでは、高齢のフランチャイジーなどが親族などに権利を承継できるシステムを用意しているが、そもそも承継できる親族がいないという人も少なくなかった。かといって、事業譲渡を、既存のM&A仲介会社に頼むと高額な料金を取られて手元にお金が残らないという話も聞いていた。消極的な廃業を余儀なくされる人がいる中、リーズナブルな料金でM&Aの仲介を行うことにより、『ハッピーリタイア』をしたい人と、新たに挑戦したい『チャレンジャー』をマッチングしたいと考えた」(D社小野由加子取締役)と言う。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月15日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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