ティーライフ 17年8月—18年1月期/売上2.1%増の37億円/モール店や海外販売が成長

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「楽天・ショップ・オブ・ザ・イヤー」を初受賞

「楽天・ショップ・オブ・ザ・イヤー」を初受賞

 健康茶通販のティーライフの17年8月—18年1月期(中間期)の売上高は、前年同期比2.1%増の37億7300万円だった。主力商品の定期会員は継続的に拡大している。ECモール店や海外事業の売り上げが成長をけん引している。
 通販を主体とした小売事業の売上高は、同3.3%増の26億9100万円だった。大手ECモールではセールに合わせたプロモーションを展開し、販売数を拡大。楽天市場の年間表彰イベント「ショップ・オブ・ザ・イヤー2017」のジャンル賞を初受賞した。
 海外事業は台湾を中心にアジア圏に販売を進めている。台湾では新たなプロモーション施策を試しながら展開し、増収につなげている。
 卸売事業の売上高は、同1.4%減の10億4800万円だった。北欧家具ブランド「ダンフィル」の新商品を発売したり、防寒機能の高い衣類「ルボア」の品ぞろえを拡充したものの、売り上げは伸び悩んでいる。
 連結業績における営業利益は、同39.3%減の1億4600万円、経常利益は同47.6%減の1億5100万円だった。四半期純利益は同19.5%減の2億2500万円となった。
 18年7月期は今後3カ年で年商100億円を突破するための先行投資期間と位置付けている。海外事業を本格化したり、サプリのプロモーションを強化したり、コスメブランドを刷新するなど、新たな事業の柱を構築しようとしている。
 18年7月期における売上高は、前期比8.0%増の79億800万円を計画している。営業利益は同7.9%減の4億4300万円、当期純利益は同11.4%減の4億600万円を見込む。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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