カゴメ17年12月期/通販売上高100億円突破/「つぶより野菜」など販売拡大

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販売が好調に推移した野菜ジュース「つぶより野菜」

 野菜飲料メーカーのカゴメの通販事業が好調だ。同社はこのほど、本紙取材に対し17年12月期の通販売上高が100億円を突破したことを明らかにした。野菜ジュース「つぶより野菜」と機能性表示食品「リコピンコレステファイン」の販売が好調に推移した。同社の通販売上高が100億円を突破したのは初めて。
 同社によると「通販売上高の実数は公表していない。ただ、17年12月期は前期比10%超の増収を達成、100億円を突破した」(IR)と言う。二つの商品の販売拡大が増収をけん引したという。「『つぶより野菜』の販売数は前期比約50%増に、『リコピンコレステファイン』の販売数については、同約100%増となった」(同)としている。「ブロッコリースプラウトエキス粉末を配合した健康食品『植物性サプリメント スルフォラフォン』などその他の商品も安定的な売り上げを確保できている」(同)そうだ。
 販売数の増加は「ロイヤル顧客向けの施策を強化したことが貢献した」(同)と言う。同社では、ロイヤル顧客からコールセンターに電話があった際、オペレーターの判断で自発的にサービスを提供できるようにしている。例えば、顧客の誕生日や孫の入学式などといったタイミングで、上限を設けずにオペレーターが自由に商品やノベルティーを贈っている。こうした取り組みが奏功し、ロイヤル対応後6カ月間を比較するとROI(投資対効果)は従来比で5~10倍になった。約6割の顧客のLTVが向上したという。

機能性表示食品「リコピンコレステファイン」

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