フランスベッド販売(本社東京都、木谷一彦社長)は、17年4―9月期(中間期)の催事販売の売上高が前期比で25.8%増となった。同社全体の売上高は、前期比横ばいの14億円だった。既存の訪販拠点を、催事や卸売などの新規事業に活用する取り組みが、同社の業績を下支えしている。
同社は、親会社のフランスベッド(本社東京都、池田茂社長)が主催する展示会に参加して、催事販売を行っている。全国の訪販拠点の社員が、展示会の運営・集客などに主体的に関わっている。
中間期は催事の参加回数を、前期比で1割増やした。これまで催事に参加していなかった地域でも催事出店を開始したという。「親会社が展示会を主催している関係上、親会社の卸先の手前、当社は目立たないように販売していた頃もあった。今では、当社のネット広告が最大の集客源になっているため、他の家具店からも、むしろ参加を求められるようになった」(阿部昭博執行役員)ことが、活発な催事参加につながっているという。
(続きは、「日本流通産業新聞」11月2日号で)
フランスベッド販売17年4―9月期/催事販売が25%増収/戸別訪販に代わるチャネルに
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