滋賀県野洲市/「訪販登録制」を本格開始/10月1日から義務に

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 滋賀県野洲市で10月1日、訪販事業者の登録義務付け制度が、本格的にスタートした。今後、同市内で無登録で営業すると、社名公表の対象となる。登録事業者であっても、「訪販お断りシール」が貼られた住宅に営業を行うなど条例に違反した場合は、登録が取り消されるおそれがある。
 同市の「くらし支えあい条例」は主な内容として、(1)市内で営業する訪販事業者に登録を義務付ける(2)「訪販お断りシール」貼付宅への訪問営業等、ルールを破った事業者は登録を取り消す(3)無登録で営業した訪販事業者は社名公表する(4)必要に応じて国の省庁に市から処分を求めるーーー等を盛り込んでいる。
 登録は16年10月1日から受け付けていたが、17年10月1日付で登録が義務化された。すでに登録を受けた事業者の一覧は、市のウェブサイトで公開されており、営業を受けた消費者は、市役所に電話して登録の有無を確認することもできる。10月18日現在でダスキンやポーラ、日本アムウェイなど361社が登録されている。
 10月直前に申請が集中したため、登録が遅れる事業者も出ているという。
(続きは、「日本流通産業新聞」10月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ