シルバーライフ/19年中に第2工場稼働/1日約10万食の生産能力に

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清水貴久社長

清水貴久社長

 10月25日に東証マザーズへの上場を予定する高齢者向け配食サービスのシルバーライフ(本社東京都、清水貴久社長)はこのほど、19年中までに第2工場の稼働を開始する計画を明らかにした。第2工場は、群馬・邑楽に構える第1工場の約4倍にあたる、1日約10万食の生産能力を持った食品工場にする考えだ。
 同社は10月3日、都内で上場前会社説明会を開催。清水社長が今後の事業戦略などについて話した。「当社の販売先の内訳としては、個人宅向けの弁当販売が77.6%、高齢者施設向けの食材販売が14.1%、OEMが8.3%となっている」(清水社長)と言う。「施設向けとOEMは伸びしろが大きいと考えており、今後は、施設向けのOEMの新規開拓に注力する。あわせて当社の製造キャパシティーを拡大させる」(同)と表明した。
 「新規上場により資金を調達し、19年中に新工場を稼働させる」(同)考えだ。第2工場は、群馬・邑楽に構える第1工場の約4倍にあたる、1日約10万食の生産能力を持った食品工場にしていく」(同)方針も明らかにした。
 同社の17年7月期における売上高は前期比26.3%増の52億4500万円。経常利益は同24.4%増の5億4000万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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