エイボン・プロダクツ(本社神奈川県、堤智章社長)は1月31日、第37回女性年度賞の表彰式を開催した。大賞には、女性起業家で、新薬の商品化に成功した久能祐子さんが選ばれた。16年度は新たな賞も創設され、4人と1組が壇上で表彰を受けた。
エイボン女性年度賞では、自立し実績を上げた女性を同社が選定し、毎年表彰している。79年の第1回以来、今年で37回目を数える。
今年からは、35歳以下の女性を対象にした「ソーシャル・イノベーション賞」が新設された。ソーシャル・イノベーション賞には、最年少登頂記録を持つ登山家の南谷真鈴さんが選ばれた。
スポーツ賞にはウエートリフティング選手の三宅宏実さん、芸術賞にはNHK制作局の「連続テレビ小説」制作チーム、教育賞にはシンクロナイズドスイミング指導者の井村雅代さんがそれぞれ選ばれた。
あいさつで登壇した堤社長は「自立して自分で決められる女性『エンパワードウーマン』を選定させていただいた。日本の女性の自立に、受賞者と共に社を挙げて取り組んでいきたい」と話した。
エイボン・プロダクツ/第37回女性年度賞を表彰/大賞は久能祐子さん
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