ダスキンは5月13日に公表した16年4―9月期(中間期)における純利益について、前回予想比58.3%増の19億円に上方修正した。期初に発生した熊本地震による減収が想定よりも下回る見通しであることに加え、重油単価が想定以上に下落したことで原価が下振れしたため、クリーン・ケア事業が増益となる見通しになった。
予想連結売上高は、前回予想比1.6%減の815億円。家庭向けのクリーン・ケア事業の計画が未達であることが影響する。家庭用ダストコントロール商品は、期初から新規顧客獲得活動を積極的に実施しているものの、主力のモップ商品やレンジ用フィルターなどの売り上げが計画を下回った。
ダスキン/中間期、純利益を上方修正/連結売上高は下方修正
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