【訪販実施企業 2025年度 売上高ランキング】228社合計は1兆5974億円超に(2026年8月6日・13日合併号)

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 本紙はこのほど、訪問販売を実施する企業を対象に売上高を調査し、ランキング形式でまとめた。アンケート調査票への回答をベースに取材を通じた調査も含めている。本紙による推定を含めた全228社の総売上高は 1兆5974億6900万円だった。前年と比較可能な80社の実質成長率は1.4ポイント増加した。25年夏に実施した調査の実質成長率は、0.07ポイントのプラスだったことから、成長率は伸長した。25年も24年に続き、原材料や物流などあらゆるモノやサービスの値段が上がり続けている。製品価格への価格転嫁が進む一方で、値上げは消費者の購買意欲の低下を招く要因にもなる。ただ、訪販業界はプラス成長で着地している。成長の要因を正解に分析することで事業に役立つヒントが見つかりそうだ。

■上位3社が売上高をけん引


 今回の売上高ランキングに掲載した企業のうち、増収企業は50社、減収企業は28社だった。前年と比較すると、増収は昨年と同じで減収は2社減少した。
 売上高上位トップ3全てが増収となり、全体の数字を押し上げている。売上高1位のダスキン(本社大阪府)は前期比2.6%増の1112億4800万円、続くヨシケイグループ(本社静岡県)は同0.9%増の864億4800万円、3位のプレミアムウォーターHD(本社東京都)は同4.5%増の803億2300万円だった。


■20%越えの増収相次ぐ

 中堅中小企業の成長力にも注目が集まる。
 リフォームを主力事業とするMED Communications(本社東京都)は売上高が前期比56.5%増の277億円と大幅に伸長した。積極的なM&A戦略などが業績を押し上げたようだ。
 ネットワークビジネス主宰企業のシナジーワールドワイド・ジャパン(本社東京都)やQUALIA(本社大阪府)、DAIYAMOND LIFE(本社福岡県)の3社は2桁成長を記録した。QUALIAは売上高60億円、DAIYAMOND LIFEは同50億円が目前に迫った。
 省エネ商材を販売するリベラルソリューション(本社東京都)の売上高は前期比37.3%増の46億円を達成した。住宅向け事業を維持しながら、法人向け事業を強化する両輪施策で業績を拡大させた。


■消費税対応、間もなく

 日本経済は、現在の地政学リスクに代表されるように世界情勢も注視しながら事業展開が必須となった。
 さまざまなモノやサービスが高騰する中、政府は、食料品の消費税を27年4月から2年間限定で、8%から1%に減税する方針を閣議決定した。
 訪販業界でも、減税対象となる健康食品やプロテインなどを販売する企業は多く、システム改修をはじめ、さまざまな影響を受けることは間違いなさそうだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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