エックスワン16年度第1四半期/売上高は12%増/インバウンドが引き続き好調

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東京・青山のサロンでの美容教室を開講

東京・青山のサロンでの美容教室を開講

 健康食品・化粧品の販売を行うエックスワン(本社東京都、齊藤勝久社長)の16年1―3月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比12.1%増の5億9300万円だった。営業利益は同49.1%減の1200万円。広告費が膨らんだことで、営業利益が膨らんだ。中国人観光客向けのインバウンド施策が引き続き好調で、免税店ラオックスで委託販売している高級化粧品「XLUXES(エックスリュークス)」が人気を集めた。
 今年1月、会員向け通販サイト「X―oneショッピングクラブ」を開設した。通販サイトを運営する親会社のストリームと連携し、商品の翌日配送、土日の発送などリードタイムの短縮を実現。スマートフォンへの最適化も行った。会員数は非公開だが、順調に拡大しているという。
 現在、全国4カ所で展開する直営サロンでは、販路拡大と販売員の育成の場として活用している。
 東京・青山のサロン「サロン・ドゥ・インナップ青山」では、今年4月から美容教室を開講した。同社の商品監修を行うビューティープロデューサーの及川尚輔さんが、受講生を指導する。
 「JMAj日本メイクアップ技術検定」の資格認定までを想定した、メーキャップの技術やコスメの基礎知識に関するカリキュラムを展開。昼と夜の部を開講しており、会員以外の一般消費者にも開放している。
 同社は、ネットワークビジネスだけでなく、直接、販路を開拓していく方針。店舗やインバウンドの戦略を強化し、オムニ化を図りたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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