CBNの大量摂取を問題視/自主規制の動きが活発化(2025年5月29日号)

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Asabis 中澤亮太代表

Asabis 中澤亮太代表

 ヘンプに含まれるカンナビノイドの一種であるCBN(カンナビノール)。このCBNの取り扱いについて、業界の動きが活発化している。CBNは大量に摂取すると、体調を崩したり、急激に眠くなったりする可能性があるという。市場では、CBNを高配合した、グミやクッキーなどが販売されるようになっている。大量摂取した人が、体調を崩すケースも実際にあるようだ。このような事例が増えると、CBN自体が規制される可能性が出てくると、業界では懸念されている。業界団体を中心に、摂取方法や表示について、自主規制の基準を設けるといった動きが活発化している。
 CBNは一般的にヘルスケア目的で使用されている。CBDのメディア運営などを行うAsabis(アサビス)の中澤亮太代表によると、「(CBNは、)適量を摂取する分には問題はないが、大量に摂取すると、体調を崩す可能性が高い。これまではCBNは、CBDと一緒に配合して、効果を高めるような使い方をされてきた。CBDよりも効果が体感しやすいこともあり、近年はCBNを高配合した商品が増えてきている」と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞」 5月29日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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