ヤクルト本社/乳製品訪販は1.2%減に/アジア好調、連結過去最高を更新

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 ヤクルト本社は5月10日、16年3月期連結業績を発表、乳製品と化粧品の合計売上高は前年同期と比べ2・8%増だった。ヤクルトレディ(YL)による乳製品の訪販事業では、YL数が通期で515人減少したことが影響し、売り上げ本数ベースで1・2%減収だった。連結業績では、アジアを中心に海外販売が好調で、円安など為替の影響もあり、売上高、利益ともに過去最高を更新した。
 YL数は減少したものの、1人あたりの売り上げが伸びたことから、訪販専用商品「ヤクルト400類」の売り上げ数量が前年同期比0・2%伸びた。
 YLによる訪販チャネルの乳製品の売り上げ本数は前年同期比1・2%減、ジュース、清涼飲料の売り上げ本数ベースでは前年同期比2・2%減だった。YL数は前年同期比515人減の3万6536人だった。
 化粧品事業は、15年11月に発売した「パラビオ」シリーズが貢献し、売上高は前年同期比0・2%増の63億9000万円だった。販売員「ヤクルトビューティ(YB)」は前年同期比横ばいの5700人だった。

(続きは「日本流通産業新聞」5月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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