ヤクルト本社 〈プラ容器回収の実証実験を実施〉/再資源化活動の一環で(2023年9月7日号)

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児童が作成した回収箱

児童が作成した回収箱

 ヤクルト本社は、資本参加している使用済みプラスチックの再資源化の技術開発を実用化推進に取り組む共同出資会社アールプラスジャパン(本社東京都)の活動の一環として、相模原市立橋本小学校で8月28日から9月23日にかけて家庭での使用済みプラスチック容器の回収実験を実施している。
 アールプラスジャパンに資本参加する三友プラントサービス、サントリーホールディングス、リスパック、カルビー、ヤクルト本社による業界横断での取り組み。
 児童は参加各社による授業を受けた上で、自分たちで回収箱を作成し、回収方法の考案や目標数値を設定して回収する。回収したプラスチック容器の品質・量を調査し、アールプラスジャパンが開発中のリサイクル技術への適用を検討することで、将来的なプラスチック容器資源循環の可能性を探るという。
 回収したプラスチックは、児童によるアイデアをもとにリサイクルし、再資源化して活用する計画だ。

授業の様子

授業の様子

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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