シーボン/売上高は1.0%減/23年4―6月期 新規顧客数は低調

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 化粧品のサロン販売を展開するシーボンの23年4―6月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比1.0%減の21億4000万円だった。新規顧客の来店数は前年同期比1.2%減となり、新規顧客に対する売上高は、想定を下回る水準で推移したという。
 新規顧客数こそ想定を下回ったものの、直営店舗全体の売上高は、新製品の販売が好調に推移したことにより、概ね想定通りの進捗となったという。
 直営店舗の売上高は、前年同期比3.7%減の19億円だった。
 シーボンでは、新たな中期経営企画の中で掲げた「ブランディングプロジェクト」の一環で、池袋店や千葉店などの3店舗を改装。ロイヤル顧客専用のブースなどを設置したという。
 ロイヤルユーザーが、より優雅なカウンセリングとフェイシャルケアを体験できる環境になったとしている。
 シーボンでは、顧客のファン化をさらに推進するための取り組みを実施しているという。専用電話デスクなど、ロイヤルカスタマー専用の導線を確保する取り組みも行っているとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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