ヤクルト本社／ペット事業に参入／ペット事業会社と資本業務提携（2023年8月3日号）

　ヤクルト本社がペット事業に新規参入する。７月２５日、ペット向けの事業を手掛ける、ジャパンペットコミュニケーションズ（以下ＪＰＣ、本社東京都、高橋尚史社長）と資本業務提携を締結し、協働企画商品を販売していく。
　ペット向け事業は、ヤクルト本社が策定する長期ビジョン「Ｙａｋｕｌｔ　Ｇｒｏｕｐ　Ｇｌｏｂａｌ　Ｖｉｓｉｏｎ２０３０」で掲げた「世界の人々の健康に貢献し続けるヘルスケアカンパニーへの進化」に基づく事業領域の拡大の一環。
　ヤクルト独自の素材「ガラクトオリゴ糖」をＪＰＣに提供し、ＪＰＣの伴侶動物（ペット）向け商品に関する開発のノウハウや、保有する生産設備を活用した商品企画を行う。ＪＰＣは、「Ｖｅｔ’ｓ　Ｌａｂｏ（ベッツ・ラボ）」ブランドでヤクルト独自の素材を活用したペット向け商品の開発と製造を行い、販売は両社で行う。
　協働企画商品の第１弾として９月２４日、「ガラクトオリゴ糖」を配合した犬用サプリメント「ＭｅｄｉＳｕｐｐｌｉ（メディサプリ）ガラクトオリゴ糖」と「ＭｅｄｉＳｕｐｐｌｉ＋（メディサプリプラス）」シリーズを発売する。「メディサプリ　ガラクトオリゴ糖」１５包入りは９月１３日に先行発売する。