日本通信販売協会〈関西賀詞交歓会〉/「変わる価値観に追随」/ニッセン・市場社長が提言

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JADMAの関西地区賀詞交歓会であいさつするニッセンの市場信行社長

JADMAの関西地区賀詞交歓会であいさつするニッセンの市場信行社長

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、佐々木迅会長)は1月15日、京都市内で関西地区の賀詞交歓会を開催した。乾杯のあいさつに立ったニッセンの市場信行社長は、「今年はあらゆるものの価値観が変わる。それに追随していくのがわれわれの使命」と出席者に提言した。
 情報システム部門を長く担当した市場社長は、ITの視点で見た昨今の状況を説明した。格安スマホと格安SIMの登場で、現在は最新のスマホが1万円台で入手できるとともに月額1500円で利用できると指摘。
 さらに新幹線の予約手段(エクスプレス予約)で1月20日以降、一部の携帯電話が利用できなくなることに触れ、「今年はますますスマホが爆発的に増えるだろう」と予測した。
 スマホの普及やSNSの利用、ロジスティクス関連の柔軟性が向上して、今年は消費者の購買スタイルや様式が変化する。あらゆるものの価値観が変わることに追随していかないと、「当社をはじめ皆さまの会社もより苦労されるだろうと思う」と語った。

続きは「日本流通産業新聞」1月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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