シニアライフクリエイト／高知県と見守り協定／高齢者や子どもの安全に（2023年6月22日号）

　高齢者専門宅配弁当サービス「宅配クック　ワン・ツゥ・スリー」を展開するシニアライフクリエイト（本社東京都、高橋洋社長）は６月９日、高知県および高知県民生委員児童委員協議会連合会と「高知県における地域の見守り活動に関する協定」を締結した。全国の自治体と見守りなどに関する協定を結ぶのは、今回で８３件目。
　高知県の高齢化率は３５．９％と全国平均より高く、２０４５年には４０％を超えるとみられているという。こうした状況を踏まえ、高知県は支援が必要と思われる世帯や、子どもの安全、安心のための見守り活動の推進が重要だとしている。そのため、高知県民生委員児童委員協議会連合会や民間事業者などと、見守り協定を推進しているという。
　同社は、２２年４月に締結した「高知県の地方創生の推進に向けた連携と協力に関する協定」により、高知県産の食材を使用した商品を献立に取り入れてきた。地産外商による地域活性化を目指す取り組みや、農福連携支援などを行ってきたことに加え、新たに見守り活動の協定を締結することにより、高知県との連携をさらに強化していくという。