T―TOP/26年に売上100億へ/前期は55億円で着地(2023年6月15日号)

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 太陽光発電や蓄電池の販売や住宅リフォームを手がけるT―TOP(ティートップ、本社大阪府、村田達也社長)は2026年の売上高を100億円にする計画だ。
 23年2月期における単体売上高は43億円。「当社と資本関係のない関連会社の売上高12億円を含めると、全体で55億円となった」(村田社長)と言う。
 次期は前期比5億円増の60億円を目指す。26年度には、売上高100億円を計画する。「100億円に到達するための組織作りやスキームを組み立てて進めているため計画通りだ」(村田社長)と自信を示している。
 同社は、大手の住設企業やインフラ会社と業務提携し、太陽光発電や蓄電池の販売を行っている。
 営業マンの人数は、40人程度。一人当たりの月間売上高は、平均1500万円だという。「毎月4~5億円の売り上げを確保している。良い月だと6億円ほど売り上げがある」(同)と言う。
 太陽光発電と蓄電池のセット販売を主力に展開し、販売数だと月間230台程度になるとした。蓄電池の製造元でもあるパナソニック社の住宅部門において、4年連続で販売台数1位にもなっている。
 昨今は、電気料金の高騰が販売の追い風になっているという。一方で「経済効果を主とする営業トークは行っていない」(同)とし、必要性という観点を前面に押し出す独自の販売スキームで展開している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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