【ペットEC市場】 自社商品売上が3倍増の企業も/ドッグフードはD2Cが主戦場に/異業種からの参入増え競争激化(2023年5月25日号)

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帝塚山ハウンドカムでは手作りフードが好調

帝塚山ハウンドカムでは手作りフードが好調

 ペット関連のEC市場では近年、自社ECサイトでのD2C販売が盛り上がりを見せている。フレッシュドッグフードをD2Cで販売するバイオフィリアやPETOKOTOはここ数年、急ピッチで売り上げを拡大させている。両社の販売の中心は自社ECサイトだ。ペット用品全般を取り扱う、ペットゴーや帝塚山ハウンドカムも、近年、自社ブランド品や自社製造品の売り上げを急拡大させている。帝塚山ハウンドカムでは、22年9月期の自社製造の手作りフードの売り上げが前期比で3倍に伸びたようだ。大手ペットECモールが、ペット用品販売の中心となっている米国とは大きく様相が異なっている。ペットEC市場は、スタートアップ企業だけでなく、異業種からの参入も続いている。自社ECサイトを中心に激しい戦いが続きそうだ。

■自社商品販売が3倍に成長

 ペット用品のECなどを展開する帝塚山ハウンドカム(本社大阪府)では21年に、手作りフードの調理場を増設、製造量が従来の4倍に増えたという。22年9月期の売上高は前期比8%増となった。売上高は本紙推定で10億円とみられる。
 そんな中、22年9月期は、手作りフードの売り上げが前期比で3倍近くに伸びたという。
 「コロナ禍で輸入品の在庫が不安定になったことや、価格高騰もあり、国内製造の需要が高まっている」(事業担当者)と話す。「自社商品の売り上げは年々拡大しており、現在では全体の売り上げの8割を占めるまでになっている」(同)としている。
 ペットゴーでもD2Cブランドの売れ行きが好調のようだ。
 同社の23年3月期の売上高は、前期比4%増の100億2500万円だった。そんな中、D2Cブランドの売上高は、前期比75%増の10億2000万円となり、急成長と遂げたという。
 同社のD2Cブランド「ベッツワン」は20年4月に発売された。発売以来毎年急ピッチで売り上げを伸ばしており、現在では全社売り上げの10%を占めるまでになったという。


■モールは入口として

(続きは、「日本流通産業新聞」5月25日号で)

ペットゴーのD2Cブランド「ベッツワン」

ペットゴーのD2Cブランド「ベッツワン」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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