ビタブリッドジャパン 23年2月期/売上高22%増の125億円/「ターミナリアファースト」の売上は7割(2023年4月20日号)

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 健康食品や化粧品のECを運営するビタブリッドジャパン(本社東京都、大塚博史社長)の23年2月期の売上高は、前期比22.8%増の125億4000万円だった。ダイエット訴求の機能性表示食品「ターミナリアファースト」が前年に引き続き好調だとしている。全社売上高に占める「ターミナリアファースト」の売り上げは、7割程度を占めるとしている。
 ビタブリッドジャパンの親会社のベクトルによると、「ターミナリアファースト」は、コロナ禍のダイエット需要の高まりを継続的に捉え続けているという。
 新規顧客の獲得が順調に進んでいるだけでなく、定期購入の解約率も低い水準のまま維持できているという。
 「ターミナリアファースト」は、19年10月の発売以来、累計517万個を販売したとしている。
 22年2月期の同社の売上高の伸長率は、前期比3.2%増だった。23年2月期に増収率が大幅に高まったことについて、ベクトルでは、「22年2月期中は、薬機法の改正があり、課徴金制度が導入された。薬機法改正前には、同業他社の駆け込みの広告出稿が増え、広告費が高騰すると考えたことから、21年3―8月は広告投資を抑えた。それにより、22年2月期の売上高は前期比で微増にとどまった。23年2月期は、潤沢に広告投資を行ったことから、売上高が大幅に伸長した」(IR担当)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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