あさひ/中期経営計画を発表/OMO強化、EC化率15%へ(2023年4月20日号)

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 自転車専門店のあさひは4月3日、3カ年の中期経営計画を発表した。ECと実店舗間で垣根なく商品や情報が流通するOMO戦略を強化し、EC化率を現在の11%から、26年2月期までに15%に引き上げる計画だ。
 中期経営計画では具体的に、(1)都市部への出店(2)全国の受け取り拠点拡大(3)既存店舗の活性化(4)品ぞろえ強化(5)物流の効率化─などに注力していく。
 26年2月期までに設備投資を強化する。23年2月期の設備投資額は、25億1100万円だった。24年2月期は38億5500万円、25年2月期は41億9100万円、26年2月期は40億500万円を店舗リニューアルや新規出店費用、インフラ、システム投資費用などに充てる。
 中期経営計画の最終年となる26年2月期の全体売上高は850億円、EC売上高は119億円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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