ポーラ/ブランドを再構築/ロゴ刷新、エステの新メニューも

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青地に白の水玉をあしらった新ビジュアルイメージ

青地に白の水玉をあしらった新ビジュアルイメージ

 ポーラは16年1月からブランドの再構築に取り組む。企業のロゴマークやビジュアルイメージを一新し、ブランドコンセプトも変更する。4月には新たなブランド戦略に基づくエステメニューを開始する計画だ。これまで以上に先鋭化されたハイ・プレステージ・ブランドとしてのイメージ確立を目指す。

 自社の価値を「Science(サイエンス)」「Art(アート)」「Love(ラブ)」という三つの言葉で再定義した。
 「サイエンス」は科学に裏付けられた最先端の商品を販売してきたポーラの歴史を表している。「アート」は、手仕事で感動を生む技術や、人の手が生み出す美へのこだわりなどを表現。「ラブ」は、一人一人を尊重し、愛情のあふれる関係を築くという創業時からの想いを込めた。
 新たなブランドコンセプトに基づき、ロゴマークやビジュルイメージを刷新する。ロゴマークの色を従来の青から黒に変更。「確固たる自信を持って、何者にも染まらない」という企業姿勢を示す狙いがある。
 ブランドのビジュアルイメージは、青地に白の水玉をあしらった「POLA Dots(ポーラドッツ)」に変更する。ポーラの製品を雫に見立て、一滴一滴の雫が時空を超えて無限に広がっていく様子を表しているという。
 新しいビジュアルデザインは、サロン型店舗「ポーラ ザ ビューティ」の内装や外観などに取り入れる計画だ。
 ブランドを再構築することで市場における企業の位置付けを明確化する。「お客さまが求める価値を提供するために、企業の在り方や商品の品質、ポーラ・レディーの接客のレベルを高めていくという企業姿勢を明確に示す」(ポーラオルビスホールディングス・コーポレートコミュニケーション室)としている。

続きは「日本流通産業新聞」12月3日号で)

新たなブランドコンセプトに基づき、コーポレートロゴの色を黒に変更した

新たなブランドコンセプトに基づき、コーポレートロゴの色を黒に変更した

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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