ZOZO/新たな物流拠点を竣工/同社最大規模、30%の省人化(2023年3月2日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
「ZOZOBASEつくば3」の外観

「ZOZOBASEつくば3」の外観

 ファッションECモール「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは2月21日、新たな物流拠点「ZOZOBASEつくば3」を竣工したと発表した。同社の物流拠点としては最大の規模になる。最新機器などを導入し、物流業務の自動化を推進する。既存拠点より約30%の省人化を見込む。
 「ZOZOBASEつくば3」は、同社として5拠点目の物流拠点となる。茨城・つくば市内では3拠点目。敷地面積は6万8500平方メートル、地上5階建てで延床面積は13万7000平方メートル。23年8月から稼働を開始し、同11月に本格稼働する予定だ。
 商品の入出荷・保管機能を有し、延床面積や商品保管数などの設備能力は同社の物流拠点で最大規模となる。国内初となる最新機器などを導入し、自動化を推進する。既存拠点と比較し、約30%の省人化を実現できると見込んでいる。
 23年8月の稼働開始に向けて、商品管理のアルバイトスタッフを約500人採用する予定だ。ファッションをテーマにした、コンセプトの異なる二つの休憩室を備えるなど、スタッフが過ごしやすい環境を整える。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ