パルシステム生活協同組合連合会/プラ、8年で763トン削減/配達時の通い箱をリニューアル(2023年2月23日号)

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配達時に使用する通い箱をリニューアル

配達時に使用する通い箱をリニューアル

 パルシステム生活協同組合連合会(本部東京都、大信政一理事長)は、配達時に使用する通い箱をリニューアルし、プラスチック使用量を大幅に削減する。発泡スチロール製の保冷箱は、再生プラスチック原料を100%使用したものに一部切り替えるほか、折りたたみコンテナも部分的に再生プラスチックを採用する。これにより、23年度から30年度までの8年間で累計763トンのプラスチック削減を目指す。
 青果や牛乳などを利用者まで届ける冷蔵・冷凍品用の保冷箱は、再生プラスチックを100%原料にして製造されたものを一部で導入する。先行して2月17日から、パルシステム埼玉の白岡センターで5400箱を導入し、耐久性や夏の保冷効果の検証を経て本格導入を目指す。23年度は10トン程度を切り替え、段階的に引き上げる。
 100%再生プラスチック原料の特徴として本体の黄色味が多少強くなるため、汚れや劣化と間違われないよう側面にリサイクル素材であることを明記し、利用者の理解を促す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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