日本通販ＣＲＭ協会／ＪＡＰＡＮ　ＥＣ表彰式を開催／日本が誇る企業の輩出に（2023年2月16日号）

　一般社団法人日本通販ＣＲＭ協会（事務局東京都、向徹代表理事）は２月１０日、「ＪＡＰＡＮ　ＥＣ大賞表彰式」を都内で開催した。同大賞は今回が３回目となるが、表彰式の開催は初めて。
　受賞企業をはじめ、受賞企業の選考者やＣＲＭ協会特別顧問、会員企業など７１人が集まった。
　向代表理事は開会のあいさつで、「日本のＥＣ・通販業界を世界に誇れる代表的な産業にするという思いで活動している」と説明。
　大賞の開催意図については「ＥＣ・通販業界において、『日本が誇る顧客関係構築を実践・体現する企業』を世の中に輩出したい。すでに本質的にＣＲＭをとらえている素晴らしい企業がある。このような企業を知ってもらうための取り組みの一環である」と話した。
　受賞企業は、全国のＥＣ事業関係者とインダストリーリーダー１５名の投票によって決定した。
　総合大賞には「ていねい通販」を運営する生活総合サービス（本社大阪府）が選ばれた。
　生活総合サービスは「顧客対応部門」でも選ばれており、「商品・サービス部門」は九南サービス（本社宮崎県）、「ＰＲ部門」は北の達人コーポレーション（本社東京都）、「ブランド部門」はクラシコム（本社東京都）、「人材活躍部門」は大麦工房ロア（本社栃木県）がそれぞれ選ばれた。
　式では、受賞企業によるディスカッションも行われた。