ダスキン 22年4-12月期/家庭訪販の売上は0.2%増/主力のモップ商品の売上増で(2023年2月16日号)

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 ダスキンの22年4―12月期(第3四半期)における訪販グループは、レントオール事業、ケアサービス事業、化粧品関連事業が減収となったものの、主力のクリーンサービス事業が増収となったほか、ヘルスレント事業など、その他の事業も増収となり、売上高は前年同期比0.9%増の827億8500万円となった。一方で、原価、経費とも増加したことから、営業利益は同21.8%減の78億1200万円となった。
 家庭向け商品は、年末の掃除セット「くらしキレイBOX」などの売り上げが減少した。リニューアルした「ロボットクリーナーSiRo」の売り上げが寄与したほか、「おそうじベーシック3」(フロアモップ「LaLa」、ハンディモップ「shushu」、「MuKuモップクリーナー」のセット商品)の売り上げが増加し、主力商品であるモップ商品全体の売上高は増加した。その結果、家庭向け全体では前年同期比0.2%増となった。
 商品別では、「おそうじベーシック3」、「LaLa(ララ)」、「shushu(シュシュ)」「スタイルクリーナー」のセットの売り上げが2.5%増だった。「床用モップ」は1.4%減の73億円、「ハンディモップ」は2.8%減の25億800万円になった。
 役務サービスでは、「エアコンクリーニング」が前年同期比1.3%増、「家庭用空気清浄機」は同20.5%減、「家庭用フィルター」は同1.0%減だった。「浴室用浄水シャワー」の売り上げは同3.5%減の2億6100万円だった。
 化粧品や健康食品を販売する「ヘルス&ビューティ(H&B)事業」の売上高は同8.0%減だった。
 ウェブ会員サイト「DDuet(ディー・デュエット)」の会員数は前年同期に比べ8.2%多い148万9000人に増加した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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