ワタミは、自社の販売員組織を主体とした高齢者向け宅配事業のビジネスモデルの改革に乗り出す。16年1月から、販売員兼配送員「まごころさん」とは別に、外部の配送代理店への委託を一部地域で始めるほか、社員、準社員が配送業務を担当して、販売員の不足を解消し、未配送エリアの縮小を目指す。
11月11日に開催した中間決算説明会でワタミの清水邦晃社長は「まごころさん」を主軸にしたビジネスモデルの見直しに言及。配送人員が集まりにくく、配送効率の高い東京23区内を対象に外部業者を使った配送を始める。
新規客への初回訪問の際、営業所長との同行営業も始める。接客力を高めることで、利用休止や離脱など顧客の兆候を早期に把握し適切な対応を目指す。
続きは「日本流通産業新聞」11月19日号で)
ワタミ/配送の外部委託を開始/冷食、ネット決済導入も
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