大塚製薬/新化粧品ブランドを発表/通販限定、ツーステップで提案(2022年12月1日号)

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通販限定の「sakurae(サクラエ)」

通販限定の「sakurae(サクラエ)」

 食品・医薬品メーカーの大塚製薬(本社東京都、小林和道社長)は11月24日、通販限定の新化粧品ブランド「sakurae(サクラエ)」を発売した。まずは、二つの有効成分を配合した薬用美白美容液を展開する。7日間のお試しセットから本商品の定期購入へと引き上げる「ツーステップマーケティング」で展開するとしている。
 「サクラエ」は、メラニンの排出を促す独自の有効成分「AMP」と、過剰なメラニンの生成を抑制する「アスコルビン酸-グルコシド」という、2種類の美白有効成分を配合している。
 ブランド名の「サクラエ」は、平安時代の十二単(ひとえ)から着想を得たという。容器についても、透き通るような桜の色と、肌の健やかな血色が透かし見えるようなイメージを表現しているという。
 「サクラエ」については、ECを中心に展開する。新聞広告や折り込みチラシといった、オフライン媒体にも出稿していくという。
 定期への引き上げやリピート促進のための施策として、「美肌コンシェルジュ」による電話マーケティングも実施する。美肌に関する知識を備えた「美肌コンシェルジュ」が、定期コースに契約した顧客に対して、電話で、さまざまな提案を行う。製品を使った、肌の手入れの方法の提案や、日々の生活に関する提案などを行うという。
 定期コースの継続促進を図るために、段階的な情報発信も行っていくとしている。電話応対の回数によって応対内容を変えることなどを予定しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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