ライフバンテージジャパン 22年6月期/売上高は43億6000万円/安定した定期注文でほぼ横ばいに(2022年10月27日号)

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 ライフバンテージジャパン(本社東京都、塩川英一社長)の2022年6月期業績における売上高は、円ベースで前期比0.7%減の43億5959万円と微減で推移した。一方、急激な円安の影響によりドルベースでは同10.6%の減収だった。
 当期は感染状況に注視しながら、リモートワークとオフィスワークを両立させたハイブリッド業務の体制に移行した。イベントも感染状況を踏まえてオンライン・イベントを開催。21年8月に「第12回オンライン・プロ3カンファレンス」を、11月には「第4回オンライン・インフルエンサーキャンプ」を開催。翌年の22年は4月に「第13回オンライン・プロ3カンファレンス」、5月に「沖縄インセンティブトリップ」を実施した。
 22年1月には厳重な感染対策のもと、バーチャルおよび有参加者のハイブリッドイベントとして、「2022ハイブリッド キックオフビジネスミーティング」を行った。
 そのほかにも新製品として、21年10月に「ライフバンテージICブライト」を発売。ディストリビューターの活動周期に合わせた「ビジネスプロモーション」「製品プロモーション」を実施した。
 当期業績について塩川社長は、「当期はライフバンテージジャパンの強みである定期注文に加え、ディストリビューターの皆さんのモチベーションが高まる時期に合わせて、効果的にプロモーションを打ち出した結果、コロナ禍にもかかわらず一定の業績を確保することができた」と評価した。
 その上で「これに満足することなく、次期は大型新製品「プロタンディムNAD」の登場に合わせたオポチュニティを強力に打ち出し、より多くの人が『生活をより豊かにするツール』としてライフバンテージを活用していただけるように、強固な環境作りに邁進する」とコメントしている。
 次期の成長戦略は、すでに7月に開催したリアルイベント「2022ジャパンコンベンション」を皮切りに、リアルイベントの開催回数増加、大型新製品「プロタンディムNAD」の9月発売、ドリンクタイプの新製品「トゥルーサイエンス リキッド コラーゲン」の導入およびそれに付随するオポチュニティの強化、オンラインを含むイベント・トレーニングの充実、定期注文の継続的な促進、ビジネスツールやテクノロジーをさらに改善していく方針だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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