ネクステージグループ/相互送客も実施/電位治療器のヘルスを子会社化(2022年10月20日号)

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 リフォーム訪販のメッドコミュニケーションズを傘下に持つネクステージグループ(本社東京都、佐々木洋寧社長)は9月28日、電位治療器の製造販売を手掛けるヘルス(本社東京都、橋本幸紀社長)を子会社化したと発表した。メッドコミュニケーションズでは今後、ヘルスが持つ顧客に対して、アフターメンテナンスを提供していく。ヘルスケア商材の提案なども含め、相互送客を行っていく予定だとしている。
 ヘルスは、家庭用電位治療器「コスモトロン」の体験販売を実施している。
 ヘルスは、全国に電位治療器の体験会場「健康ルーム」を設置している。「健康ルーム」で治療器を体験している顧客に対して、販売員が、製品の説明や、健康情報の紹介などを行っている。
 ネクステージグループでは、ヘルスの顧客に対して、アフターメンテナンスを提供。そこを足掛かりに、商品提案を行っていくという。
 ネクステージグループでは、サプリメントなどの健康商材を、セミナーを通じて販売する事業も展開している。ネクステージグループでは、ヘルスとコラボしたヘルスケアの体験イベントを開催することも検討しているという。
 ネクステージグループでは、ヘルスとの関係強化によって、商品の提案力や営業力の引き上げを図るとしている。
 ヘルスは13年、家庭用電位治療器を販売する際、「高血圧や糖尿病が治る」などと根拠のない説明をしていたとして、消費者庁から景品表示法に基づく措置命令を受けていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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