アダストリア/EC物流を刷新/作業生産性は約1.6倍向上(2022年9月15日号)

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AGV(自動搬送ロボット)やPOD(移動棚)を導入

AGV(自動搬送ロボット)やPOD(移動棚)を導入

 アダストリアは9月1日、物流子会社のアダストリア・ロジスティクスが運営する茨城西物流センター内のEC物流センターを全面リニューアルし、本格稼働を開始した。今回のリニューアルにより、作業生産性は約1.6倍向上するという。
 EC物流センターにオークラ輸送機が提供する、AGV(自動搬送ロボット)を120台、POD(移動棚)を1400台導入し、ピッキング作業で歩行する負担を軽減した。PTIシステム(LED仕分け装置)も導入し、作業効率の向上にもつなげている。
 これまで1日当たりの出荷可能件数は、最大1万9000件だった。今回のリニューアルにより、最大3万4000件にまで拡大するという。
 従業員休憩室も全面的に改装した。実店舗の内装デザインを手掛ける社内の店舗デザインチームが、ファッション企業らしい空間をデザインしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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