〈大地を守る会/らでぃっしゅぼーや〉 コロナ禍の反動で減収に/顧客単価はコロナ禍前比で増

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 オイシックス・ラ・大地は、グループ傘下の食品宅配ブランド、大地を守る会と、らでぃっしゅぼーやの22年4―6月期(第1四半期)業績を公表した。
 大地を守る会の売上高は、前年同期比7%減の30億7000万円、営業利益は同6%減の6億2000万円だった。
 定期会員数は、同3.0%減の4万3955人。新規顧客の獲得に向けた商品やサービス作りを優先しており、プロモーションを強化しきれずに減収となった。会員1人当たりの月間購入金額は、前年同期よりも4.0%低い2万1986円だった。外出機会の増加などで段階的に低下しているものの、コロナ禍前の20年3月期と比べて6%上回った。
 らでぃっしゅぼーやの売上高は前年同期比3%減の41億9000万円、営業利益は同1%増の5億9000万円だった。定期会員数は、行動制限の解除や3月に実施した配送料改定の影響により、解約率が悪化したものの、前年同期比横ばいの6万5297人だった。
 会員1人当たりの月間購入金額は同6%減の1万8947円。外出機会の増加で低下したものの、3月に実施した送料改定の効果を受けて高単価を維持した。20年3月期と比べて4%増加した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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