富士山の銘水/約7割が防災グッズを用意/防災の日に合わせ意識調査実施(2022年9月8日号)

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 「FRECIOUS(フレシャス)」ブランドで水宅配事業を展開する富士山の銘水(本社山梨県、粟井英朗社長)は8月30日、防災の日である9月1日に合わせて、「防災に関する意識調査」を実施した。調査によると、全体の約7割が、防災グッズを「準備している」と答えた。同社によると、防災に関する関心は年々高まっていると推察されるという。
 同調査は、「フレシャス」の宅配水に契約するユーザー2360人を対象に、アンケート形式で実施した。
 アンケート調査では、防災グッズを「準備している」「少し準備している」という回答が、合計で全体の7割を占めた。19年までは、「準備している」の割合が6割にとどまっていたことから、年々防災意識が高まっていることが分かったという。
 年代別の調査では、40代以上の7割が、防災グッズを「準備している」「少し準備している」と回答。20代では47.2%にとどまった。年代を問わず、未就学児と同居する家族形態をとる人は、「準備している」割合が高いことも分かったとしている。
 アンケート調査では、日常生活で消費しながら一定量の食料や生活用品を備蓄する「ローリングストック法」についても聞いた。「ローリングストック法」の認知度は、過去最高の51.8%となり、実践度は41.5%となったという。
 富士山の銘水では、宅配水サービスを導入することで、飲料水と定期配送と備蓄ができるとしている。効率的なローリングストックを実践する方法になるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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