ワタミ、11.7%増に/22年4―6月期 増収増益に(2022年9月1日号)

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 ワタミの22年4―6月期(第1四半期)における宅食事業の売上高は前年同期比11.7%増の103億5500万円、営業利益は同95.4%増の13億2000万円だった。
 コロナ禍の宅配需要と健康意識の高まりに対応し、リモートワークを対象にした冷凍総菜を拡販した。教育機関との事業協定締結など子育て層を対象にした営業強化のほか、テレビ通販で広範囲の宅食需要を取り込んだ。これにより1日当たりの食数が前年同期比2.5%増の24万6000食に増えた。
 営業拠点数は530カ所。調理済み商品の累計届け数は同2.1%増の1571万5000食になった。調理済み商品の届け数は前年並みだったが、増収増益となった。
 「ナチュラルデリ」など冷凍総菜の販売を開始したほか、大手乳飲料メーカー商品の販売開始と販売網の利用、テレビ通販での拡販効果が見込まれることなどにより、継続的な成長を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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