アイビー化粧品 22年4-6月期/営業益4.4億円の赤字/新育毛剤発売も売り上げは7月以降に(2022年9月1日号)

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 化粧品訪販のアイビー化粧品の22年4―6月期(第1四半期)の売上高は、前期比20.5%減の2億2600万円だった。営業利益は4億4800万円の赤字となった。レギュラー製品である「レッドパワーセラム」「ホワイトパワーセラム」の受注が鈍化し、大幅な減収となったことが赤字となった原因だという。22年6月に新育毛剤を発売し好評を博したが、半数は22年7―9月に出荷する予定だとしている。
 アイビー化粧品では、販売員の販売活動や、育成の機会が、コロナ前に戻りつつあるという。22年6月末時点の、愛用者会員である「アイビーメイツ」の人数が、前年同時点比で37.7%増加した。販売員教育を行う勉強会の動員数も、前年同期比で増加したとしている。
 同社は5月末、創立45周年を記念した式典を開催、同社の代理店や販売員など1500人が参集したという。
 6月には、新育毛剤「薬用スカルプケア ステムシグナル」を発売し、6万5000本以上を受注したとしている。
 同社では、愛用者会員が増加しており、新商品の販売も好調であることから、今後の売り上げの増加に期待を掛けている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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