日本トリム 22年4-6月期/整水器事業は5.9%増に/職域セミナー数は前年同期比32%増加(2022年8月11日・18日夏季特大号)

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 電解水素水整水器の職域販売を展開する日本トリムの22年4―6月期(第1四半期)における、ウォーターヘルスケア事業の売上高は、前年同期比5・9%増の37億6100万円となった。職域セミナーの開催数が前年同期比32.7%増となり、対面での販売機会の数が順調に回復したとしている。
 ウォーターヘルスケア事業の営業利益は、前年同期比4.1%減の4億3600万円だった。
 22年4―6月期における、電解水素水整水器の出荷ベースの販売台数は、前年同期比で39.6%伸長したとしている。
 ウェブマーケティング部門に成長がみられたという。同社のインスタグラムアカウントのフォロワー数は、8月4日時点で1万3000人を超えた。日本トリムが運営する、水と健康の情報サイト「トリム・ミズラボ」は、1日当たりの閲覧数が1万件を超えているという。
 職域販売のセミナーを体験した人が、自宅に帰ってから電解水素水整水器についてウェブで検索し、「トリム・ミズラボ」を閲覧するといったケースも少なくないとしている。ウェブの情報発信が、対面販売のサポートにも役立っているようだ。
 日本トリムでは、職域販売部門で、月間5000台を、取り付け紹介販売部門で月間1700台を、それぞれ販売することを目標として掲げている。目標を達成できる。体制の構築に向けて、営業人員のスキルの向上や、人員の増強を引き続き行っていくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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