AN/太陽光単体の営業を強化/営業代行主力に拡大(2022年8月4日号)

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 太陽光発電やオール電化を訪問販売するAN(本社千葉県、野々下新社長)は太陽光発電単体の販売を強化している。
 同社は、営業代行を主力事業にしており、現在は4社と契約を結んで事業を拡大させている。「営業代行が主力だが、営業代行先の売り上げには必ず貢献している」(野々下社長)と言い、売り上げに換算すると3億円規模にまで成長しているという。
 現在、同社は野々下社長含め4人で営業活動を行っている。野々下社長がこれまで培ってきた営業ノウハウや知見を生かして毎年売り上げを伸ばしている。営業社員は住設訪販の未経験者を採用しているが、現在は未経験者でも月平均で10件のアポイントが確実に取れるようになっているという。
 「確実に結果を残せる状況にある。売り上げに貢献するだけでなく、消費者からのクレームはこれまで一度もない」(同)と話している。営業代行先が異なる場合でも、他社と同じ営業内容で対応できるようにもしているという。
 太陽光発電の販売にのみ注力するのは、「蓄電池の販売も重要だと思うが、それよりも先に、まずは太陽光発電をもっと広げていく必要がある」(同)と強調する。太陽光発電の設置メリットを改めて訴求して営業していくことが、消費者だけでなく、温暖化対策としても大きなメリットにつながるとして、今後も太陽光発電の販売を強化していく方針だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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