ダスキンは10月1日、公的介護保険適用外の高齢者向け生活支援サービスを提供しているホームインステッド事業で、認知症患者の認知機能の維持・向上などに有効なオリジナルプログラム「色彩組色ドリル」を導入した。
「色彩組色ドリル」は、大阪大学大学院人間科学研究科の佐藤眞一教授と、カラースペース・ワムのヨシタミチコ氏が共同開発した。介護現場で経験的に取り入れられている活動を、色彩や行動心理学の見識をもとにツール化した。
ユーザーに接するケアスタッフが色彩の効果を生かしたツールを使うことで、高齢者の暮らしにより良い影響をもたらすサービスを提供できると考え、一般社団法人日本色彩環境福祉協会監修のもと、「色彩組色ドリル」を導入するに至ったという。
今後、全国で順次導入を予定しており、「家族のような心配りができる温かみのあるサービスを今まで以上発揮できるものと考えている」(広報)としている。
ダスキン/認知症向けプログラムを導入
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。