Waqoo/筆頭株主が異動/SBCメディカルと業務提携へ(2022年7月14日号)

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 化粧品のD2C事業を展開するWaqoo(ワクー)は6月17日、美容外科院「湘南美容クリニック」などを運営するSBCメディカルグループ(本社東京都)の相川佳之代表が同社の98万9802株を取得すると発表した。6月21日に取得が完了し、相川氏がWaqooの筆頭株主となり、議決権の33.0%を保有した。今後、SBCメディカルグループと業務提携に向けて協議を開始するという。
 Waqooの井上裕基社長と中上慶一専務取締役、井上社長の資産管理会社M&Mが、保有する株式を相川氏に売却した。相川氏は、1株649円で株式を取得し、取得価額の総額は6億4238万円だった。Waqooの井上社長が所有する株式は、173万6700株から77万4900株に減少した。議決権の所有割合も57.9%から25.8%になり、支配株主から主要株主へと異動することになった。
 今回の株式譲渡を受けて、Waqooは「当社の経営体制と業績に影響は出ないと考えている」(IR)と説明している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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