Coupang Japan/大創産業と業務提携/既存顧客へサービス拡充(2022年6月23日号)

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 クイックコマース「Coupang(クーパン)」を手掛けるCoupang Japan(クーパンジャパン、本社東京都、ハロルド・ロジャース代表)は6月15日、100円ショップ「DAISO(ダイソー)」を運営する大創産業と業務提携を締結したと発表した。「ダイソー」商品の取り扱いを開始し、既存顧客の満足度向上につなげていく。
 「クーパン」は、最短10分で食品や日用品などを配達する即配サービス。東京・品川区中延と目黒区青葉台に物流専用倉庫(ダークストア)を構え、そこから注文商品を配達する。ダークストア周辺地域には迅速に配達することが可能。ネットスーパーよりも早く配達できるという強みを持つ。
 今回の大創産業との業務提携により、既存商品の食品や生鮮食品のほか、「ダイソー」のゴミ袋、メラミンスポンジ、割り箸、おかずカップ、文房具アイテムなどがラインアップに加わった。
 「大創産業との業務提携で、この層を獲得したいという狙いはない。既存のクーパンユーザーへより良いサービスを提供できることを重視した」(太田理加ゼネラルマネージャー)と話す。
 業務提携の期間や契約料などは、ポリシー上公表できないとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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