クランド/酒類EC直営の実店舗再開/OMOの取り組みも(2022年4月28日・5月5日合併号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 自社ECサイト「KURAND(クランド)」を運営しているKURAND(本社東京都、荻原恭朗社長)は4月22日、同社直営の飲み比べ専門店2店舗の営業を再開した。「ECのお酒を実際に飲むことができる」お店として、EC・実店舗の相互送客を行っていくという。
 同社のECの商品は全て、日本全国の酒蔵と共同開発したオリジナル。ほとんどが同社のECでしか購入できないそうだ。「実際に商品を体験してもらう場があることで、ECでも安心して購入できるようになると考えている」(同社)としている。
 同社は、コロナの影響で全ての実店舗の営業を停止していた。閉店した店舗もあるという。「再開を望む声を多数いただいた。ワクチン接種の進行や感染対策などから総合的に判断し、営業再開に至った」(同)と言う。
 東京・新宿にある「KURAND SAKE MARKET(サケマーケット)新宿店」「SHUGAR MARKET (シュガーマーケット)新宿店」の2店舗は、1年3カ月ぶりに営業再開した。
 来店した顧客には、ECで使用できるクーポン500円をプレゼントするキャンペーンも4月22日~5月21日の期間限定で実施している。今後もEC・実店舗を連動させたキャンペーンを実施する予定だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ