富士ロジテック/E―リテイリングと提携/OMOシステムと物流を一括提案 (2022年2月10日号)

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 EC事業者向けフルフィルメントサービスを提供する富士ロジテック(本社東京都、鈴木庸介社長)は2月1日、OMOシステム「Logica(ロジカ)」を提供するE―リテイリングシステムズと提携した。OMOシステムからフルフィルメントサービスまで一気通貫で提供する。さらなる成長を目指すD2Cブランドや、EC企業の仕組み作りから支援する。
 「OMO/D2C・ポストパーチェスソリューションサービス」は、「Logica」や富士ロジテックのフルフィルメントサービスを活用し、OMOの仕組みを構築できる。年間売上高10億円以上を目指すD2Cブランドや、オムニチャネル展開を強化する小売事業者が対象。
 具体的には、(1)OMOコマースデザイン・ロジックの設計・運用サービス(2)デジタルマーケットプレイスとリアル店舗を連携させた、顧客データの統合と購買体験のためのシステム(3)オムニチャネル在庫連携システム(4)オムニチャネル物流フルフィルメント設計・運用サービス(5)返品・交換・回収顧客体験デザインとシステム設計・運用サービス(6)返品・交換・回収リバース物流サービスの設計・運用サービス─などを提供する。
 導入企業は、OMOの購入体験で重要とされる、ストレスフリーの購買と商品配送・ピックアップ、返品・交換体験を提供できる。
 パーソナライズデータの取得やカスタマーロイヤルティープログラムの活用により、顧客の満足度を高め、ファンの醸成に役立てることが可能だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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