PGSホーム/PGSコートSで証明/カビにも抵抗性持つ塗料に(2022年1月27日号)

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同社HPに記載されている試験結果(写真は一部掲載)

同社HPに記載されている試験結果(写真は一部掲載)

 外壁塗装や太陽光発電を訪問販売するPGSホーム(本社大阪府、池口護社長)はこのほど、同社独自の塗料「PGSコートS」が、カビにも強い抵抗性を持つことが証明されたと発表した。
 PGSコートSは、抗ウイルスでの効果を発揮するという自社開発の光触媒塗料で、20年4月から提供を開始している。光触媒なので、太陽光に当たることで効果を発揮するが、屋内照明の光にも反応して効果を発揮するのが特徴だ。屋内に塗布できる内装材なので、壁紙や天井、フローリングなどに使用できる。
 これまでの効果検証では、インフルエンザウイルスを完全分解ならびに無害化できる塗料というエビデンスを取得。同社のHPに公開した。今回証明した、カビにも強い抵抗性は、ナフィオンによる銀粉・銅粉をイオンに変換できるようにすることで、防カビ性能を更にアップさせたという。試験は準拠カビ抵抗性試験(JIS Z 2911’2018)を実施。PGSコートSを使用したサンプルにカビを噴霧して観察を行ったとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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