【Suppleno(サプリノ) 堤朗子CXO 若松孝浩COO】 <パーソナライズサプリのサブスクを展開>「サブスク大賞」受賞で受注数拡大(2023年3月23日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 パーソナライズサプリメントのD2Cを手掛けるSuppleno(サプリノ、本社大阪府、井藤竜生社長)は22年12月、「日本サブスクリプションビジネス大賞2022(以下、サブスク大賞)」の特別賞を受賞した。受賞をきっかけにテレビ番組で取り上げられたことから、受注数が大幅に拡大。創業時の計画通りに売り上げが伸長しているという。同社では、パーソナライズサプリを提供するためのデータとなる、ユーザーの「ライフケアデータ」を蓄積している。「認知が拡大していることから、今後は、資金調達をするなどして、自立した経営体制を構築したい」と話す、サプリノの堤朗子CXO(チーフ・エクスペリエンス・オフィサー)と若松孝浩COOに、「サプリノ」のサービスの拡大状況について聞いた。

 ─「サプリノ」のサービスについて教えてください。
 堤 サプリノは21年9月に開始した、分析型パーソナライズサプリメントのサブスクリプションサービスです。オンライン上のライフケア分析の結果に基づき、ユーザーの悩みに応じたサプリメントを、毎月お届けします。
 ユーザーは、「サプリノ」のECサイト上で、23項目の「ライフケア分析」の質問に回答します。回答結果から、ユーザーの抱える健康上の課題を見える化します。ユーザーの課題に合わせて、19種類のサプリの中から、4種類のサプリを提案します。
 若松 4種類の内2種類は、「ベースサプリメント」として、「マルチビタミン」「マルチミネラル」を、男性用と女性用に分けて提供します。
 残りの2種類を、「目的別サプリメント」として、「zzzケア」や「生活リズムケア」「エナジーケア」などの15種類のサプリから選ぶことができます。


■サブスク大賞受賞で受注数伸びる

 ─22年には「サブスク大賞」も受賞しましたが、影響は。
 堤 サービス開始から1年余りで「サブスク大賞」を受賞したことは大変光栄でした。そのおかげで、事業のフェーズが大きく変わったと感じています。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月23日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ