〈ウェブ広告〉 8月から広告審査強化か/ニュースアプリなど審査通らず

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 健康食品や化粧品のウェブ広告の審査が、一段と強化されている。8月ごろから、アドネットワークの「popIn Discovery(ポップインディスカバリー)」、スマホニュースアプリの「スマートニュース」などの広告審査が一段と厳格化したらしいことが、複数の業界関係者の証言により、このほど分かった。背景には、医薬品医療機器等法(薬機法)に課徴金制度が導入されたことがあるとみられる。薬機法では、プラットフォーム(PF)事業者などが処罰の対象とされる可能性もあり、PFが自主的に広告審査を厳しくしているようだ。「これまでは審査を問題なくパスしていたクレンジング化粧品のクリエーティブがNGになった」と話す健康食品・化粧品中堅EC企業もある。広告審査の厳格化が、広告配信先であるウェブメディアの収入減につながっていると指摘する声もある。ウェブ広告の健全化が進んでいると評価する声もあるが、その反面、一部の広告主・出稿媒体にしわ寄せが生じている可能性がある。

■「5~6回修正してもNG」

 複数の健食・化粧品のEC企業や、広告代理店の話を総合すると、8月以降、特に広告審査が厳格化したとみられるのは、アドネットワーク「ポップインディスカバリー」と、ニュースアプリ「スマートニュース」「グノシー」だという。
 「スマートニュース」にクレンジング化粧品の広告を出稿したが、審査が通らなかったという企業の取締役は、「これまで審査に問題なく通っていた表現で、8月以降に広告を出稿したところ審査が通らなかった。5~6回修正したが、最終的にはそれでも通らなかった。出稿した広告の文言というよりも、リンク先のランディングページ(LP)そのものがNGになっているようだ」と話す。「過去にそのようなケースはなく、初めての経験だった」(同)などとしている。
 同社によると、審査の結果掲載不可となったのは、

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ