システムインテグレータ／軽減税率に対応／サイト構築システムを更新

　パッケージやソフトウェアの企画開発や販売を行うシステムインテグレータは３月４日、軽減税率に対応したＥＣサイト構築パッケージ「ＳＩ　Ｗｅｂ　Ｓｈｏｐｐｉｎｇ（エスアイウェブショッピング）Ｖ１２.６」の提供を開始した。同サービスの情報リリース後、問い合わせが増えているという。
　１９年１０月１日からの、消費税率の引き上げや軽減税率制度の導入などに対応できるよう、システムを更新した。「商品ごとに消費税率を設定できる機能」「商品ごとに軽減税率対象商品かどうかを表示する機能」「カート画面に税率ごとの小計金額を表示する機能」の三つを追加したという。食料品を扱うＥＣ事業者らから、軽減税率に対応する機能が求められていたという。
　同社が提供している「ＳＩ　Ｗｅｂ　Ｓｈｏｐｐｉｎｇ」は、１９９６年から販売しているＥＣサイト構築パッケージ。同パッケージの更新は、今回で２７回目。現在は１１００社超が利用しているという。「１８年１０月にリリースした「Ｖ１２.５では、スマホや自社のブランドサイトからも『買い物体験』ができるよう、デジタルチャネルの強化を行った。この半年間で２回目の更新となった。変化が激しい時代だが、当社として、各事業者をサポートしていきたい」（ＥＣオムニチャネル事業部・営業部リーダー佐藤嘉彦氏）と話している。
　同パッケージの利用料金は相談の上で決定するという。パッケージに関する質問や見積りに関する相談は、同社の東京営業所（（電）０３―５７６８―７６９５）で受け付けている。