FID/EC—CUBEと連携/データを取り込みマーケに活用

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 システム開発のFID(本社東京都、和田聖翔社長、(電)03—6911—3800)は10月18日、マーケティングオートメーション(MA)「MOTENASU(モテナス)」がオープンソースのECサイト構築パッケージ「EC—CUBE」と連携したと発表した。「EC—CUBE」の商品情報や受発注情報、会員情報などを取り込み、マーケティングに活用できる。
 「モテナス」はFIDが提供するEC構築システム「侍カート」と連携しているが、他社のカートシステムと連携するためには別途開発が必要だった。「EC—CUBE」導入企業の要望を受け、連携に向けて早急に開発を進めてきたという。
 「EC—CUBE」と「モテナス」を連携すれば、購入履歴やウェブの回遊履歴などをもとに、顧客一人一人の趣味嗜好(しこう)に合わせた商品やサービスを適切なタイミングに案内することが可能。RFM分析やスコアリングなど分析機能を活用し、確度の高い顧客を可視化できる。
 さらに、マーケティング担当者が手作業で行っていた煩わしい業務を自動化できる。業務効率化やコスト削減、売り上げ拡大につなげることも可能だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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