ロックオン/処理速度は2倍以上/「EC—CUBE4」リリース

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 ロックオンは10月11日、オープンソースのECサイト構築システム「EC—CUBE(イーシーキューブ)」の最新版をリリースしたと発表した。1リクエスト当たりの平均処理時間は、従来版に比べて2倍以上に向上。ECの売上高向上を図るための機能も追加した。
 リリースした「EC—CUBE4」は、2年間の開発・準備期間をかけ、内部構造からカスタマイズ性や使い勝手を向上させた。特別な設定をしなくても処理速度が向上。アイテム数が9万点でも問題なく作動する。
 商品一覧での購入機能や、デバイスをまたいでカートが保持される機能など、EC事業の売り上げ向上が図れる機能を追加。管理画面は全体のユーザーインターフェースを刷新し、使いやすくした。
 リリースの前段階での機械的なセキュリティーチェックに加え、専門家によるセキュリティー診断を実施。リリースを機にEGセキュアソリューションズとアドバイザリー契約を締結し、継続的なセキュリティー向上を図っていく。
 決済プラグインを含む各種プラグインは、これまで人気のあったプラグインを中心に30個以上をそろえた。今後、早期に100個以上のプラグイン提供を目指すという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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